2017年5月22日月曜日

いろんな意味で待ちました

新しい生産者に出会えることは年に数度。
しかもそれが日本で人気が出そうなものとなると
滅多にないのが現状です。

さて今回待ち合わせた約束の時間は9時。
住所の場所に行っても人の気配がなく
裏に回って窓から覗いても完璧に誰もいない。。。
30分経てど現れる雰囲気なし。電話は留守電。
嫌な予感を抱えつつとりあえず近くに1軒だけあるカフェへ。
小さなお店に近所のお年寄りが沢山集まって
この町では珍しいであろう東洋人を遠目にチラチラ。
痺れを切らし店主に聞いてみると
当然のように知り合いらしく早速電話をしてくれました。
何か所か電話した結果なんとか連絡がとれ
30分後に来てくれることに!
少々申し訳なさそうに現れた彼は
結構無口で真面目そうな人でした。

実は彼のワイン、今回訪問して試飲する前になんとな~く
いい予感がしていて輸入の段階まで進んでおりました。
しかし突然
「フランスの顧客からどうしても分けて欲しいと言われ
 ワインを造り始めたころからの顧客なので断れず
 そちらに売ってしまった。申し訳ない」
と一度振られた相手でした。
しかしそれを聞くと尚更興味が沸き今回念願の訪問が叶いました。

まだ生産を始めて数年、少しずつ畑を増やしているところです。
こちらはまだ1年目の畑。
栽培に関してはピエール・マッソンに師事し
畑を掘り起こさず草を大事にする方法を行っています。
自然派の人はワイン以外の物を作ったりしており
コンフィチュールを作ってる方は結構多いですね。
こちらはヤギを飼ってシェーヴルチーズを作ってます。 
樹齢の古い樹も多く
シラー、サンソー、テンプラニーリョなんかも植えてあります。
なかなか日差しの強い日でしたが
醸造所内は涼しくこのような昔からの倉庫?が今も現役なのは
ヨーロッパならではと言ったところでしょうか。
現時点ではワインの在庫はゼロ。
後ろにあるファイバータンクのワインが
訪問した日の1週間後に瓶詰め予定。
それ以外のワインは8月瓶詰め予定で10月頃の出荷。
しかし今年造る予定の7キュヴェ中5キュヴェがすでに予約完売!!
瓶詰めを待たずしてすでになし。
そのためこの日予約出来たのは2キュヴェのみ。
他のキュヴェは2018年出荷分をごく少量予約出来ただけでした。

なかなか競争率の激しいワインですが
それだけの理由がありました。
南に近い地域の為最初のインパクトは濃い?ですが
途中からソアフタイプに変わる不思議な後味。
体に染み込む感じです。
今回試飲できませんでしたがサンソーのブラン・ド・ノワールは
一度味わってみたいワインです。

とりあえず第一弾は夏の終わり頃入荷予定。
楽しみにお待ちください!!
著SHO



2017年5月17日水曜日

やさしすぎでしょ!

前々回のブログに引き続き生産者訪問です。
ということで
マタン・カルムのその後は。。。
車で30分、昨年に引き続きこちらです。
”Domaine des Balmettes"
相変わらず元気なリュシアンに、来るなりトラックに
ベルギー便の荷物の積み込みを手伝わされましたが
その代わりに
           
やっぱりビール。
もちろんこだわりのビオ!
その後は1階のカーブにて試飲を開始。
16年は非常にバランスのよい出来で甘みと酸味のバランスが抜群で
かなり期待が持てそうな味わいに仕上がっておりました。
一番人気のGG de LuLu(真ん中)も適度なタンニンと微量の糖度。
赤もエグミなく南だけどソワフタイプで抜群です。
その後外に連れ出され秘蔵のワイン?
野ざらしにされた甕?
とりあえず石で蓋はしてますがこちら甘口です。
蒸発してますのでアルコールは少々高め。
最近知覚過敏気味なのでこの手の甘口は
沢山ワインを試飲した後は歯に染みます(泣


前回に引き続きロングステイになりましたが
しっかりとリュシアンとの絆は深まりました。
きっと一人で寂しいのでしょうが次回は朝まで飲み明かす約束をして
お別れ。。。のはずが、
その夜気づいたのですがどうやらリュシアンの家に
忘れ物をしてしまっていたようで
メールで「パリに送って~」と連絡しましたが
そこはやさしいリュシアン。
この2日後にジェローム宅にいることを伝えると
「そこに届けに行くよ」と返信が!


なんとルーションからマコンまで車でやってきました。
実はリュシアン、この日ベルギーに行く予定があったらしく
そのついでだったようですがわざわざ高速下りて来るのは
相当な時間の無駄をしていると思います。
因みにルーションからマコンは約500キロ
そしてマコンからベルギーの目的地まで約600キロ
一日で1100キロ!移動することになります。


そしてもちろんジェロームとも仲良し
楽しそうにジェロームのワインを飲みながら
みんなに元気を振りまいて1時間程で去って行きました。


まだ付き合いを初めて2年弱。
またリュシアンに会うのが今から楽しみです!!


著SHO



2017年5月8日月曜日

満月ワインバー。。。函館にて


4月11日は満月。
ということで日本各地で恒例の満月ワインバー開催です!
今回ご協力させて頂いたのは函館!
といばこちら五稜郭近くにある人気のレストラン
”Colz”
自然派の品揃えは間違いなく函館で1番。
料理はイタリアンの流れですがワインはフランスが豊富です。
20種類位のワインを準備。
18:00頃からスタートした満月は次から次へとご来店頂きました。
手造りの料理と共に11時頃まで大盛り上がりとなりました。
まだまだ自然派ワインに関して深くご存知ない方もいらっしゃり
味わいに驚かれる方も多く色々な質問を受けながらも
とても興味を持って頂けた印象でした。

会終了後は従業員の方や近隣でお店をされている方々
そして函館でワインを造っている。。。といえばこちら
”農楽蔵”さんの登場で長~い打ち上げのスタートです。
お昼に開催した飲食店様向け試飲会も好評で
これからますます自然派が広まっていきそうな予感です。

著SHO


2017年5月2日火曜日

今年は無事に

昨年はストの影響で訪問出来なかった生産者
”MATIN CALME”
今年は無事に訪問出来ました!
色々?あったようですがアントニイはとっても元気です。
この日は最高に気持ちのいい天気。
アントニイの畑は標高高い場所にも畑がありますので
素晴らしい景色が見渡せます。
この風景を見てしまうと南仏の素晴らしさが実感できます。
とりあえず最新のヴィンテージを試飲です。
アントニイも自分のワインにある若干の豆臭が気になっていた為
その対応策として少々タンニンを含んだ強めのワインにシフトを
チェンジしてきているようです。
その対応も2年目になりかなり馴染んできました。


特に驚いたのが”OSE”!!
このヴィンテージめちゃくちゃおいしいです!!!
「在庫全部頂戴!」とお願いしましたが
「他のお客様の分もあるから240本位なら。。。」
ということで多分これも瞬殺となることでしょう。


その後ちょうどお昼時といくことでアントニイの手作りランチ
なんとオシャレにコース仕立てです。
前菜は新鮮なビオ野菜を
昨年失敗してヴィネガーになった
ロゼで作ったドレッシングで頂きました。
メインは10時間煮込んだジュ・ド・ブッフ。
こちら白ワイン(OSE)で煮込んだようです。
トロトロでおいしかったです!


その後アントニイの秘蔵コレクション
2007年”SANS TEMPS”
やはりここのワインは熟成して開花しますね。
ここまでくると豆は感じず高級ブルゴーニュのような味わいです。


いつ来ても穏やかで謙虚なフランス人では珍しいタイプ。
日本人に近い人間性を感じます。
そんな人格がワインに表現されているからか
アントニイのワインを飲むとどこか落ち着く気がします。


日本人の心に寄り添う、そんな優しいワインです。


著SHO

2017年4月17日月曜日

湘南デビュー

初湘南地区試飲会!
今回辻堂駅近くにあるこちら
”ドラゴンバル”さんをお借りして試飲会を初開催。


海の似合わない私にとっては未開の地でありましたが
折角の機会期待を持っての開催です。  
白は今ノリノリのジェロームを中心にフランソワの
”フラップ・フラップ”なども。。。
ようやく落ち着きが出てきた当社オリジナル”No Fa Sa”赤も。
今品切れ中の”No Fa Sa”白も近々入荷予定です!
初めてこの地域で試飲会を開催しましたが
自然派に熱い方にたくさん来場頂きました。


横浜から西にもどんどん自然派のお店が侵食してきております。
これを機会に私も海の似合う男になりたいものです(笑


著SHO




2017年3月10日金曜日

Kobe 満月バールin the garden

Kobe 満月バールin the garden

 

 


3/12(日)@相楽園会館 

15:00~20:00
毎月、満月の夜にエノテカ ベルベルバールで開催されるKobe満月バール。

この度は、神戸随一の日本庭園を望む『相楽園会館』で開催決定!

なんと今回・・・

日仏商事も・・・・・

初出展させていただきます!
 
 
 




 月夜を満たす100種以上のヴァン・ナチュールをご準備してお待ちしています!

フードはSee Daeng(タイ)、ルスティコ(伊)、ベルベルバール(伊)のレギュラー陣に加え、

神戸屈指の実力派、エル ラコ デン タケウチ(スペイン)、ヴェッキア スプーニャ(伊)の競演、

カルド(伊)、マメナカネ惣菜店(仏)、福星(中)、すいらて(珈琲)、湊ビール(麦酒)と個性豊かな初参加店も盛り上げてくれます。

レトロな迎賓館でワインと食のマリアージュ、付け合わせには音楽を♪

夕暮れ空…春と月を待ちわびながら、港街神戸でヴァン・ナチュール…きっといつもと違うはず。

■ 場所 ■ 相楽園会館(入口は相楽園の北門)
     http://www.sorakuen.com/

■ 日時 ■  3月12日(日)15時 ~ 20時(雨天決行)
   
■ 入場券 ■  《前売り券》3000円  《当日券》3500円
 *入場券には2000円分20枚綴りのご飲食に使えるチケットが付いています)

 別途グラスデポジット料1000円
(入場時お預かり退場時にご返金。但しグラス破損時返金不可)
 
【チケット販売店】
エノテカベルベルバール タイ料理 See Daeng 頃末商店
 カユミセ ジェロボアム
 前売り券がお得です!
 
普段なかなか飲めないジェロームギシャールやフランソワブランシャールのオレンジワインなんかも出してます!
 
日仏ブースは、全24種類、各1本ずつのみになっておりますので
飲みたいワインがございましたら、お早めにご来場ください。
 
当日、皆様にお会いできるのを楽しみにしております♪
 



 
 
 
 
 
 

2017年3月6日月曜日

追悼を込めて

先日ニコラ・ベルタンよリ新キュヴェのサンプルが到着しました。
しかし、日本の皆様、特に東北の方々には少々心苦しいところが

3.11

この日は忘れたくても忘れられない人も多いと思います。
このエチケットはニコラにとっては
「今年の3月11日に瓶詰めをした」
と言う意味で作ったものです。

しかし、実はこのワインは2011年のもので
5年間樽でゆっくりウイヤージュなしで熟成させたものです。
それが偶然にも3.11に瓶詰めされました。
私はこの日に生まれた新しい命(ワイン)を皆様に飲んで欲しいと思っております。

こちらはベルタン-デルメット夫妻からの手紙です
« 3.11 signifie 3 barriques du millésime 2011.
Quand nous avons choisi le nom de cette cuvée éphémère, nous n’imaginions pas l’impact que ces 3 chiffres pourraient avoir pour la société japonaise.
Le choix du nom du vin ne fait aucune référence à la date de la terrible catastrophe qui a secoué le Japon en mars 2011.
Nous vous prions de croire en notre compassion et notre soutient suite au tumulte qu’a vécu votre pays.
Geneviève et Nicolas Bertin-Delatte. »
要約
「私達は一時的にこのキュヴェの名前を選んだ時、日本が強い衝撃を受けることを想像できませんでした。
ワインの名前の選択は、20113月に日本を震撼させた大惨事の日付に関するものではありません。
日本の皆様が体験した震災後の私たちの思いと支援を信じて頂きたい。」


入荷は4月頃の予定です。


著SHO