2015年10月28日水曜日

とうとう顔出し!?


ちゃんが付くとなんか可愛く感じますね~。

ということで
”セバスチャン・フルレ”の登場です。


彼のことはもっと早くブログで紹介したかったのですが
私のカメラで撮影していなかった為アップ出来ずにおりました。
ようやく顔出し可能になりました。


少々難しそうな顔をしたショットですが
とってもやさしいフランクな人です。


小さな醸造所に木樽やファイバータンクが所狭しと並んでおります。
こちらも収穫が終わったばかりで樽の中で発酵が始まり
樽に漏れているのが見て取れます。


まだエチケットは貼られていませんが
”ルフェール・ル・モンド”2014年です。
こちらは初回36本、2度目は300本と非常に少ない輸入量。
今回は約400本を私達の為にキープしてくれております。


いまだかつて購入実績のない赤。1度目の訪問時は完売。
2度目は200本オファーが来ましたが、
メール確認直後に予約の連絡を入れましたが、
時差の関係で既に完売してしまったとのお返事。
それがこの”キュヴェ・レオン”
120本だけですがこちらも今年はキープしてくれてます。

因みに赤、白共に全て予約完売となっておりました。


続いて畑にAllonz-y!


こちらは”キュヴェ・プランセス”になる予定のブドウ。
干しブドウのような状態でからっからに干からびていますが
これがプリンセスに生まれ変わります。

セバスチャンのワインは完成が近づくとフェースブックなどで案内し
瞬く間に完売してしまいます。
日頃から密に連絡を取りながら状況確認しなければ
手に入れるのも困難なワインとなりました。
無添加ワインではありますが綺麗でミネラルに満ちた
”おいしい!!”と素直に言えるワインです。

試飲の時点ではまだ若さが残りもう少し時間が必要そう。
しかし彼のワインは飲み頃になるととんでもないレベルに達します。

それを待つのもワインの楽しみの一つですね。


入荷が待ち遠しいです!

著SHO

2015年10月26日月曜日

ヴァレンタインにはまだ早い!?


以前のブログでも他店を紹介しましたが
今回も日本人シェフ1つ星レストランの紹介です。

a Saint-Amour Bellevueにあるレストラン
”Au 14 Fevrier”
宿泊先のホテルからタクシーで移動。
ひっそりとした小さな町で(人口500人)レストランもほとんどなく
こんな場所でレストラン?というようなところでした。

帰りのお見送りです(シェフ、メートル)
サスペンダーをしたかなり恰幅のよいタクシーのおじさんも勝手知ったるや
レストランの名前を聞いただけで連れて行ってくれ
帰りも電話頂戴!ってな感じでカードを頂きました。
そのままレストランの入口も開けてくれ従業員の方曰く
”専属タクシー”のような人らしいです。
というより他に運転手はいないのではないかと言うくらいの
小さな町です。

まずはアミューズです。


ここはムニュが2つ。75€と95€だったと思います(今回は75€です)。

それぞれの料理の説明がメニュー上で全て表記されており
一つの料理に対して3行以上説明文があります。
ここから先は簡単な説明と写真で紹介します。


アミューズ2皿目

前菜。
マスを野菜で包んだ料理。
野菜のピューレとバーニャカウダのソース。
  

フォワグラのポワレにウフポシェ添え。
セップの泡ソース。 ジャガイモのピューレはトリュフ入り。


コビアのソテー 蕪のコンフィーオレンジ風味。
焦がしバターのバルサミコ風味。


 
メインは仔牛のソテーベーコン巻きです。
ソースは失念です。スイマセン。


アヴァンデセール


グランデセール


この他にフロマージュやプティフールなどかなりの多皿コース。
8時頃入店しましたが終わったのは既に12時をまわっていました。
若いカップルからお年を召したグループなど色々なお客様が
来店されておりました。
この日日本人のお客はいませんでしたがさすがにこの場所は
簡単には来れないでしょうね~。

場所柄ボジョレーやマコン、ブルゴーニュのワインが充実していましたので
白ワインは個人的に大好きな生産者でこちらを。


赤ワインはこちらをチョイス。


ヴァレットは直接この店に配達もしているらしく
既に最新のヴィンテージも予約済みだとか。
そういうところはさすがにうらやましいですね。

その後厨房を見せていただきましたが若い日本人のキュイジニエが
沢山頑張っていらっしゃいました。
この店の2階で共同生活を送っているようです。

ここからまた沢山の料理人が世界に羽ばたいて行くことでしょう。

仕事柄近くに来ることはまたあると思いますので
その時は是非またお伺いしたいと思います。

濱野シェフごちそうさまでした!!

勿論帰りはサスペンダーおじさんのタクシーで。。。

著SHO










2015年10月20日火曜日

フランソワ再び


朝7時台のTGVでロワールへ移動。
ホテルで朝食を摂る時間が無かった為
駅でツナのサンドイッチを購入。
レタスがしゃきしゃきの新鮮でなかなかの味でした。


電車に揺られて1時間。その後車で2時間弱。
昨年10月のヴァンダンジュのお手伝い以来1年ぶりの訪問です。

”フランソワ・ブランシャール”


今年は既に収穫も終わり一段落した様子で出迎えww
相変わらずの三つ編みスタイルで元気なフランソワに会え
なんだかほっとした気分です。


早速今年採れた仕込み中のワインを試飲。
どこの生産者もそうですが2015年はかなり出来がいいようです。
まだまだ数日なのでほとんど発酵は始まらずジュースの段階。
しっかりめの自然な甘さは思わず飲んでしまいます。


セメントタンクで発酵中のフラン。
プチプチと聞こえる音は生命を感じさせます。


弊社オリジナルのNo Fa Sa
現在白はほとんど完売状態で
次のヴィンテージは春頃瓶詰め予定。


こちらは100本程度仕込んでいるアンフォラワイン用。
既に瓶詰めも行われており24本ウチ用に確保してくれてました。
今年中には入荷の予定です。


まだラベルが貼られていませんが手書きで”Amphora”と明記。
アンフォラ独自の熟成なのか、フランソワのワイン独特の
酸化のニュアンスがやさしい仕上がりとなっておりました。


いつもヴァンダンジュの時期に山から下りてきて
みんなの食事の担当をしているジャン・ポール。
既に収穫は数日前に終わっていましたが
残って今日のお昼の準備をしてくれていました。
以前はパリでビストロを経営していただけあって
全て手造りでフランソワが育てた野菜や果物を使って
ワインにぴったりの料理を作ってくれます。


前菜はパテ、生ハムやサラダ。勿論パンも自家製です。


メインはジャン・ポールお手製の平打ちの生パスタでした。

訪問する度に友達が来たように出迎えてくれるフランソワ。
今年は新たな畑にフランを植え精力的に活動しています。
アンフォラなど新たな挑戦を続けるフランソワに目が離せません。

また訪れることを約束し後ろ髪を引かれながら次の目的地へ。。。

また来てね~~♪

著SHO

2015年10月19日月曜日

ヴァランスに輝く星


最近フランスでは日本人シェフが沢山いらっしゃいます。
味の素晴らしさには定評がありそれはフランス人も認めていることです。

というわけでジェローム訪問の後2時間以上の道のりを我慢できたのは
こちらに来るからと言っても過言ではありません!!


ご存知の方もいらっしゃると思いますがヴァランスの住宅街の中
周りはふつ~のお家の中にひっそりと佇むレストラン
ミシュラン一つ星
”La Cachette” 
名前の通りまさに隠れ家と呼ぶにぴったりの場所です。
そしてこちらのシェフは日本人
伊地知 雅さん

夜10時近くでしたが暖かく迎えて頂きました。
お土産はジェロームのPet'Natで。

まずはアミューズから(この前にも簡単なアミューズがありました)


こちらのお料理何か忘れてしまいましたが
見ての通り疲れた体にはとっても優しいスタートでした。

こちらは前菜でしょうかね。
見辛いですがオマールが乗っています。


続いて本日のプラ


鳩のロティーです。
滋味が染み込む正に正統派フレンチと言った感じです。

高級店でないとなかなかお目にかかれない鳩。
大好きですが久しぶりに頂きました。

そしてデザートへ。。。


ここの厨房は全て日本人。
逆にサーヴィスは全員フランス人(ヨーロッパ人?)

遅い時間にドメーヌ訪問後のほろ酔いデニムヤローに
嫌な顔一つせず(心ではオイオイオイかも)温かいおもてなし。
さすが星付き!といった感じです。

いつもはビストロばかりでガツガツ食べ飲みですが
静かな街並みに囲まれゆったりとした気分で味わえる
こんなところもいいな~と哀愁に浸った夜でした。


ちなみにワインはこれ。

著SHO

2015年10月16日金曜日

スタートはジェロームから


今回の生産者訪問ツアー。
やはり初日はこちらからですね。

”ジェローム・ギシャール”

昨年は残念ながら訪問出来ませんでしたので2年ぶりです。


モンブレの小さな町の中のドメーヌ兼自宅。
相変わらずの大きな体で、ワインを飲む前(酔う前)は
ちょっとシャイなジェロームがお出迎えです。


次から次へと出てくるボトル。
気が付くとテーブル一杯に。

そして取って置きの秘蔵酒を


こちらのラベルなしワイン。
でっかいジェロームが持っているからわかり辛いですが
Rapilieresのマグナムです。
こちらオレンジワインで今年1度販売しましたが60本だけだったので
一瞬で完売してしまった代物。
こちらのマグナムは在庫60本ということでしたので全部頂きました。


ジェロームの家にはざっと数えてネコが5匹。
この子が一番小さいネコです。
来るたびに着実に増えていっています。


そんなこんなで今回もスペシャル出して頂きました。
すでに無くなったと思っていた”Guy Blanchard”のキュヴェ。
2011年のBouchatがしっかり残っていました。感激です!!
ということで全量キープ。

その他2009年から毎年継ぎ足しながら熟成させてるキュヴェも試飲。
こちらは来春頃に100本程度出荷の予定だとか。こちらも楽しみです。

試飲といいながら飲みだすと切りがないジェローム。
14:00到着でしたが気が付くと19:00!
今日のホテルまでここから車で3時間。
楽しい時間の後はつらい時間が待っています(泣

著SHO


2015年10月14日水曜日

お早めに


明日になりましたVIN VIVANT試飲会

先日訪問してまいりました生産者から幾つかサンプル頂きましたので
そちらの紹介です。
まずはこちら


ニコラ・ベルタンからの新キュヴェです。
”Vingt Neuf”
こちらは名前の通り1929年に植樹されたシュナン・ブランから造られてます。
”POPSEC”
やわ~いペットナット。SECとありますがほんのり甘さでまいう~です。

続いては。。。


まだ残ってました!!
ギィ・ブランシャール仕込の
”Bouchat 2011”
酸化熟成のニュアンスありのギィらしい造り。
もう完売かと思っておりましたが現地在庫300本。
とりあえず全て確保して参りました!(入荷日未定)

最後に。。。


ラベルが出来ていませんでしたの取り急ぎサインしてもらいました。
”Patience 2014”
フィリップ・デルメの白です。
ミネラルがっつがつの透明感バリバリワインです。

こちらは各1本づつですので
ご興味ある方はお早めにご来場下さい。

入荷日に関しましては現在未定ですが
いずれ日本に紹介できるワインです。
特に”Bouchat”は毎回瞬殺ですので
是非この機会味の確認して見て下さい。期待は裏切りませんよ。

では明日お待ちしております~。

著SHO