2016年4月25日月曜日

LAIKA

皆様はこの名前をご存知でしょうか?

ライカ犬。

まだ人類が宇宙に大きな夢と希望を持っていた時代に
このライカ犬の”クドリャフカ”は誰よりも先に
宇宙に飛び立った生命となりました。

まだ冷戦時代にあったアメリカと旧ソ連。
人類の進歩と国の名誉の為旧ソ連の造ったロケットに乗せられ
その恐ろしさも知らず宇宙へと旅立たされたのです。
勿論この実験に関わった人達は”クドリャフカ”の生還を
信じている人はいませんでした。

そしてその運命の日は来ました。

1957年11月3日

秒速6キロ!とんでもないGが”クドリャフカ”を襲いました。
しかし奇跡が起こります。
軌道に乗ったロケットの中で彼女は生きていたのです!!
このニュースに世界中は驚愕しました。
そして生命は無重力の中でも生存できることが実証されました。

しかしその時は突然訪れます。
ロケット内部に故障が起こり船内温度が15度から40度に上昇しました。
最初は暴れる彼女の動きがデータとして送られていましたが
1時間半後にはぱったりと送られて来なくなりました。
すなわちそれは彼女の死を意味していました。

その後この実験に関しては様々な憶測が流れ
賛否両論色々な意見が出たようです。

その約3年半後ガガーリンが有人宇宙飛行に成功します。

人類もまだ見ぬ宇宙を最初に見たライカ犬”クドリャフカ”。
その記憶が彼女の最後の思い出となってしまいました。

とても悲しく切ない話。

そんな彼女をオマージュして造ったワイン

ピエール・メナールの”LAIKA”

人間のわがままと欲望の果てに犠牲になった
LAIKA犬”クドリャフカ”に思いを寄せしんみりとグラスを傾けてみましょうか。。。



ピエールは2013年がファーストリリース。
これが2度目の生産です。


これから期待のニューフェース。
まだ日本未着ですが入荷次第改めてご紹介させて頂きます。

2キュヴェ到着です。

著SHO

2016年4月13日水曜日

3年越しの・・・

最初の出会いから早3年近く経ちました。
初めは白36本。
2年目は白300本
3年目でようやく白400本と念願の赤100本来ました!!


セバスチャン・フルレ”LÉON”です。
後方におりますのはご存知”REFAIRE LE MONDE”


正面はこんな感じです。


アンジェ近くの小さな町でワイン造りを始め
今回で確か4ヴィンテージ目だったと思います。




全工程で添加はゼロ。本物のナチュラルです。

次の入荷は何本になるかわかりませんので
ご興味ある方はお早めにお問い合わせ下さい!

著SHO

2016年4月7日木曜日

赤の代わりにロゼでどうでしょ

東京のサクラは徐々に散り始めましたが
これからワインはロゼの季節へ。。。



アルノーが造った初めてのロゼ。
実は赤を造るつもりが糖度が上がり過ぎた為
急遽ロゼに変更したようです。

前回入荷した赤は大大大好評を頂きすぐに完売。
今年も赤を待っていましたが来年までお預けとなりました。

しかし!!こちらのロゼもなかなかの出来です。
少々残糖がありますがそこがロゼらしくて美味。
まさにこの季節にぴったりのワインです。さくっと冷やしてお飲み下さい。

因みに隣リは現在扱い中の”Se mettre au vert”の3年樽熟ヴァージョン。
SO2無添加でアルノーのワインとしては少々高級感がある味わいです。

対照的な2つのワイン皆様のお好みはどちらでしょうか!?

著SHO